2015年にタイで海外出産を経験しました。

 

  • なぜ海外の出産を選んだのか、
  • なぜ里帰りしなかったのか、
  • 出産方法を帝王切開にこだわった理由など、

 

その時の状況をいろいろ書いてみようと思います。

 

1.なぜ海外出産を選んだのか

 

タイのイメージとして、まだまだ日本に比べれは後進国と

感じる方も多いのではないでしょうか。

 

確かに経済水準としてはまだまだ発展途上なのですが、

東南アジアの中では群を抜いて成長し続けているタイ。

 

観光産業などをうまく利用しながら景気も良いですし、

移住や医療ツーリズムといった外国人の誘致もとても上手な国です。

 

医療に関しても【不妊治療】と【性の転換手術】に関しては、

世界でもトップクラス。

KABAちゃんが性の転換手術したのもタイでしたよね。

 

ということで、医者のレベルもアメリカなどで留学してきた優秀な人材が揃っていますし、

医療ツーリズムに長けている国なので、病院の設備・待遇も素晴らしいです。

 

南国のリゾートの雰囲気だったり、ホテルのようなゴージャスさだったり。

 

 

「病院=サービス業」という発想に近く、

医者も看護スタッフも「患者=お客様」という待遇です。

 

それでも物価が相対的に安いので、出産費用に関しては日本と同じか、

日本よりも安いくらいです。

 

その代わり入院期間は2泊とか3泊とか、

日本の入院期間と比べても半分以下ですが。

 

ということで、お国事情にもよると思いますが、

海外で出産するメリットとしては、

 

  • 設備・待遇が良い、
  • 入院期間が短い、
  • 産科医のレベルが高く、人員が足りている、
  • 病院に空きがあるのでいつでも予約が取れる、

 

など、海外出産の選択も十分アリだと思っています。

 

 

2.里帰り出産を選ばなかったのは

 

1.の理由からタイの医療水準に全く不安がなかったことや、

里帰りで候補となった総合病院の医者と病院の体制があまりに酷かったこと、

かつ出産費が一般的な病院の1.5倍~2倍もしたことに加え、

 

妊娠中の体調がずっと優れなかったこと、

出産直後から夫に子育てというものを一緒に経験して欲しかった

 

という理由があります。

 

里帰り出産のメリットとしては、実家族や義理家族のサポートを受けられることですが、

デメリットとしては旦那さんを海外に残して帰国してしまうこと、ですよね。

 

子育て期で一番体力的にしんどい新生児期から

父親としての自覚をもって接してほしい

その大変さを知って欲しいというのが

 

私の願いであり、(ちょっと押しつけがましいかもしれませんが)

母性は妊娠期から育まれていますが、

父性にとってはやはり子供と接する時間が一番ではないかと考えたからです。

 

 

それぞれの家族の考え方次第ですが、

結果的に娘はパパが大好きで、パパと娘の絆もとても良好ですので、

結果オーライでいい選択だったと思っています。

 

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3.出産方法は自ら帝王切開を希望した?!

 

結論から言うと、自ら帝王切開を選択しました。

 

昨今、日本でも出産の高齢化に伴って2割の妊婦が帝王切開になるようですが、

未だ自然分娩が大半です。

 

最近になって無痛分娩の病院も増えてきたようですが、

まだまだ病院数が少ないので、

遠くの病院への通院も大変ですし、予約もなかなか取れないそうです。

 

また日本の古くからの伝統として、

「分娩の痛み=母親としての偉業」と捉えられているところがまだまだあって、

「帝王切開=自力で産めなかったダメ母」みたいに考える気の毒なケースも

多いそうで、全くもってナンセンスだと思うのですが。

 

ところが国が変われば事情が全然違うんですね。

ブラジルなどでは8割以上が帝王切開と聞いたことがありますし、

タイでも病院によっては7割近い妊婦が帝王切開を希望すると聞きます。

 

理由は、

  • 痛みを経験したくない
  • 宗教上、縁起のいい日に出産したい
  • 帝王切開=ステータス(所得水準が上がるほど帝王切開を希望するそう)

とのこと。

 

 

日本では帝王切開は医者がリスクの高い妊婦に対して行う処置ですが、

海外では出産方法の選択肢として自分で選べるという事実、

私も実際に妊娠を経験するまで知りませんでした。

 

私が帝王切開を希望した理由としては、

 

  • タイでは渋滞が酷くて万が一の時に救急車が呼べない可能性がある(病院到着間に出産というのは珍しくないエピソード)
  • 日本から出産に合わせて実母を呼んでいたため出産時期がズレて欲しくない
  • 夫の仕事のスケジュールと合わせて出産日を土日祝日にしたい
  • できれば分娩の痛みを経験したくない
  • 胎盤の位置が低めでリスクがある

 

と諸々ありますが、

自分の希望に合わせて帝王切開を選択でき、

また、たまたまそういう環境にあって本当に幸運だったと思います。

 

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